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【経過報告】佐山雅彦氏
昨年度、長崎大会で「バッジテスト」の概要と実施報告をしました。従来は紙上報告であったが、はじめて実施内容を映像で紹介できた。
ただ、まだ理解不十分ではなかったかと思うので、今大会に再び報告し全国にひろげる努力をしていきたいと思う。
それについて、今年普及をめざし議論した。もう一度東京で大会を持つか、又は別の会場で種をまいていく事が大切ではないかという中で、埼玉県が引き受けてくれることになり、総力を上げて取り組んで頂いた。
平成元年に「体力づくり委員会」が設置されて、中学校生徒の体力を向上させるための方策としての体力パッジテストが諮問され、8年を経過しました。いろんな調査研究の中から
?実施方法
?用具の開発
を検討し、試技大会として4回、本大会として2回東京で実施した。
内容については、日本の歴史的な面からと世界との比較をし、又、文部省の体力測定を全ての基本にして、その上位者をさらに認定できるようなものを考えた。
1、身近な生活に密着した体力(走る、跳ぶ、運ぶ)
2、手軽にできて興味が持て安全な内容
を重視した。
この「バッジテスト」が全ての体力を診断することはできないが、日本中体連の「バッジテスト」であるという認識を持って取り組んで欲しい。多くの中学生がチャレンジし、合格に誇りを持って自分の体力に目を向けて生活を豊かにし、さらにわが国の競技力向上につながっていけば幸いである。
今後、ぜひ都道府県、市町村、各学校で実施する機会を増して欲しい。そして、多くの生徒たちがバッジの申請をしてくれることを期待する。

 

【実施報告】山下文孝氏

 

○ 大会実施に向けてH8・8・30「体力づくり委員会」に出席し指導を受ける
9・17第1回実行委員会
10・2第2回実行委員会
10・25前日準備
10・26埼玉県川口市立幸並中学校で男女200名を集めて実施
○ 企画、運営のために
組織の機能をフルに活用(中体連、陸上競技部専門部、川口市の協力)
○結果
男34名、女32名の標準記録突破者(男14秒、女16秒)
○方法

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2人1組で走り、全員1回目終了後、記録の発表をし2回目を行う。(レーン交代)

 

 

 

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